これを伝え聞いた国民の間から、御二方の御神霊をお祀りして、御遺徳を永遠に追慕し敬仰申し上げたいという機運が高まり、その真心が実って、大正9年11月1日、代々木の地に明治神宮が御鎮座になりました
その原動力となられた明治天皇の偉大な御事蹟と御聖徳の数々を、永く後世に伝えたいものと 明治神宮外苑の造営が進められることになりました この目的のため、『明治神宮奉賛会』が設けられ、天皇が御在世中しばしば陸軍観兵式を行われ また、御大喪がとり行われた旧青山練兵場の現在地に、皇室の御下賜金をはじめ 広く全国民より集まった献金と真心のこもった労働奉仕により、10余年の年月をかけて完成したのが 明治神宮外苑です
完成し10月30日(〜11月3日)第1回明治神宮競技大会が開催され 日本のスポーツ熱は、これを機に全国に波及しました。 特に野球については、大正13年8月1日すでに甲子園球場が竣功し 東京では早慶戦の復活や六大学野球連盟結成(大正14年9月1日)の動きがあり、外苑内にも野球場を作ってほしいという機運が高まっていました 野球場は、奉賛会から48万円、東京六大学野球連盟が特別観覧席を設けて優待券を発行、5万円の資金を調達して本工事に寄付、総工費53万円で建設されることになりました 建設にあたり、絵画館をはじめとする外苑全体のバランスを考えて 建物その他の高さは制限され、外野には芝生・植え込みを多くし スタンドも美観を損じないことを主眼に造成されました 大正14年12月、敷地造成工事に着手、翌15年1月に起工式を行い 10月1日に竣功しました
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