JINGU STADIUM
数々の熱闘の舞台となり、数多の名選手を育て日本野球の発展に貢献してきた神宮球場
神宮球場の歴史は、日本の野球発展の歴史そのものでもあります
(神宮球美)私が神宮球場の歴史をご案内します
参考文献
半世紀を迎えた栄光の神宮球場
明治神宮外苑70年誌
明治神宮外苑写真集

明治神宮
明治45年7月30日に明治天皇、大正3年4月11日に昭憲皇太后がご崩御になりました
これを伝え聞いた国民の間から、御二方の御神霊をお祀りして、御遺徳を永遠に追慕し敬仰申し上げたいという機運が高まり、その真心が実って、大正9年11月1日、代々木の地に明治神宮が御鎮座になりました

明治神宮外苑
明治の時代は、政治・経済・文化・スポーツなどの各方面において驚くべき躍進を遂げましたが、
その原動力となられた明治天皇の偉大な御事蹟と御聖徳の数々を、永く後世に伝えたいものと
明治神宮外苑の造営が進められることになりました
この目的のため、『明治神宮奉賛会』が設けられ、天皇が御在世中しばしば陸軍観兵式を行われ
また、御大喪がとり行われた旧青山練兵場の現在地に、皇室の御下賜金をはじめ
広く全国民より集まった献金と真心のこもった労働奉仕により、10余年の年月をかけて完成したのが 明治神宮外苑です

明治神宮競技大会
明治神宮体育大会、同国民体育大会、同国民錬成大会と名称は変わりましたが、現在各県持ち回りの国民体育大会の基になった大会です
陸上競技場は、敗戦により一時米軍に接収され『ナイルキニックスタジアム』と呼ばれて使用されました
返還後、昭和39年の東京オリンピック大会の開催を機に、大スタジアムの建設を計画する政府の方針に全面的に協力し、昭和31年11月これを国(文部省)に譲渡し、外苑の手を離れることとなりました

神宮球場
大正13年10月25日、明治神宮外苑に陸上競技場(現在の国立競技場)が
完成し10月30日(〜11月3日)第1回明治神宮競技大会が開催され
日本のスポーツ熱は、これを機に全国に波及しました。
特に野球については、大正13年8月1日すでに甲子園球場が竣功し
東京では早慶戦の復活や六大学野球連盟結成(大正14年9月1日)の動きがあり、外苑内にも野球場を作ってほしいという機運が高まっていました
野球場は、奉賛会から48万円、東京六大学野球連盟が特別観覧席を設けて優待券を発行、5万円の資金を調達して本工事に寄付、総工費53万円で建設されることになりました
建設にあたり、絵画館をはじめとする外苑全体のバランスを考えて
建物その他の高さは制限され、外野には芝生・植え込みを多くし
スタンドも美観を損じないことを主眼に造成されました
大正14年12月、敷地造成工事に着手、翌15年1月に起工式を行い
10月1日に竣功しました

【正面玄関】

【特別観覧席、ネット裏スタンド】
[グラウンド面積] 13,566平方m - 両翼100m - 中堅118m / [収容人員] スタンド観覧席 約9,000人 - 芝生観覧席 約22,000人 - 計31,000人 / 外野側観覧席背後には、遠方からボタンを押すことによって得点・カウントなどを自動的に表示できる当時としては近代的なスコアボードを設置していました
当初は拡声器の設備がなく出場選手名の告知は法被、脚半姿の2名の係員が表示板を担いで知らせていました
【移動式メンバー表】
係員が歩を早めるとスタンドから「待て待て」、まだ回ってこない席からは「早くしろ!!」の声あり。係員も、さぞ困ったことでしょう。



大正15年(1926) 10月22日 明治神宮野球場竣功奉献式
  10月23日 竣功式と野球場開き
  10月24日 東京六大学リーグ戦に神宮球場を初使用(明法1回戦)
昭和2年(1927) 8月3日 第1回全国都市対抗野球大会開催
  8月24日 神宮球場での初のラジオ実況放送
  10月15日 六大学リーグ、初の実況中継(早明2回戦)
昭和3年(1928) 11月2日 米大リーガー来日
昭和4年(1929) 4月21日 東京六大学リーグ戦、神宮球場で初の入場式
  11月1日 初の天覧早慶戦(早0−12慶)
昭和6年(1931) 5月9日 球場拡張工事竣功(収容58,000人)
  11月7日 米国大リーグ選抜チーム来日
昭和7年(1932) 4月7日 東都大学リーグ戦開催
昭和9年(1934) 11月4日 ベーブルースを主将とする米大リーグ選抜チーム来日
昭和16年(1941) 12月8日 太平洋戦争勃発
昭和18年(1943) 4月7日 文部省から”六大学リーグ解散”の通達
昭和20年(1945) 5月25日 空襲により球場大火災
  8月15日 終戦
  9月18日 神宮球場、進駐軍に接収される
  10月28日 東京六大学OB紅白試合
  11月18日 オール早慶戦(延長11回、6−3でオール慶大の勝利)
  11月23日 初めてプロ野球試合に開放。東西対抗戦(東軍13−9西軍)
昭和21年(1946) 3月11日 東京六大学野球連盟復活 総当り1回戦制で復活
  9月14日 進駐軍、シーズンオフでの学生野球の使用を許可
昭和23年(1948) 4月17日 東京六大学春季リーグ戦入場式
  8月28日 プロ野球公式戦 巨人−急映(東映)
  11月4日 巨人軍創立15周年記念試合
  11月13日 大学野球王座決定戦
昭和24年(1949) 10月17日 サンフランシスコ・シールズ来日、全日本などと2試合
昭和25年(1950) 11月22日 神宮球場初のプロ野球日本選手権(毎日オリオンズ−松竹ロビンス)
昭和26年(1951) 11月10日 米大リーグ選抜軍来日
昭和27年(1952) 3月31日 神宮球場接収解除、明治神宮に返還される
  8月22日 第1回全日本大学野球選手権大会を開催
昭和29年(1954) 3月31日 バックネット改造、報道席増設工事竣功
昭和33年(1958) 4月12日 スコアボード改装工事竣功
昭和36年(1961) 12月25日 東映球団と神宮球場使用契約締結
昭和37年(1962) 3月 折りたたみ式ラッキーゾーン設置(東映球団の要請により)
  4月7日 正面スタンド増改築竣功式
  4月7日 東映球団公式戦開幕試合(東映−大毎)
  6月8日 ナイター設備竣功
  6月10日 初ナイター 東映−大毎(ダブルヘッダー)
  10月16日 日本シリーズ 東映−阪神
昭和38年(1963) 7月24日 神宮球場で初のプロ野球オールスターゲーム(セ8−5パ)
  12月1日 東京六大学野球出身者慈善プロ野球(2試合)
昭和39年(1964) 4月1日 プロ野球国鉄球団、神宮球場をフランチャイズとする
  10月11日 オリンピック東京大会デモンストレーションゲーム
昭和40年(1965) 4月30日 ラッキーゾーンを固定
昭和42年(1967) 4月7日 スタンド・グラウンド改築
昭和43年(1968) 11月1日 明治維新100年記念明治神宮野球大会
昭和44年(1969) 4月28日 外野フェンスにプロ野球時のみ広告板設置
昭和45年(1970) 3月 外野金網フェンスをラバーフェンスに張替え
  11月6日 第1回明治神宮野球大会(明治神宮鎮座50年記念)
昭和46年(1971) 12月 青果物(ミカン)集積場として神田市場に貸し出し(平成2年1月まで)
昭和47年(1972) 7月8日 第1回日米大学野球世界選手権大会
昭和50年(1975) 3月 照明塔改良工事
  11月8日 東京六大学野球連盟結成50周年記念試合
昭和51年(1976) 4月3日 ヤクルト球団のフランチャイズ初の開幕戦(ヤクルト−巨人)
  11月3日 明治神宮外苑創建・神宮球場竣功50年記念奉納野球試合
  11月13日 明治神宮外苑創建・神宮球場竣功50年記念奉納野球試合(15日)
昭和53年(1978) 3月 外野スタンド改修(収容55,000人)
  10月4日 ヤクルトスワローズがセ・リーグ初優勝を飾る
昭和55年(1980) 3月 スコアボードが電光式に(後楽園・横浜・西武に次いで4番目)
  3月 ファウルグラウンド人工芝敷設
  8月1日 第1回神宮外苑花火大会(明治神宮鎮座60年記念)
昭和56年(1981) 1月 フェンス広告抹消、グリーンのラバーフェンスに
昭和57年(1982) 3月17日 透水性人工芝敷設
    ラバーフェンスをグリーンからブルーに変更
    ファウルポールを取り替え、高さ18mに変更
  7月9日 塁ベースを黒土からアンツーカーへ取り替え
  11月24日 一般貸出開始
昭和58年(1983) 8月10日 マウンド・ブルペンを黒土からアンツーカーに取替え
昭和60年(1985) 3月18日 照明塔設備改良第1期工事
昭和61年(1986) 3月15日 照明塔設備改良第2期工事、外野2基の照明塔建替え
  8月20日 井上陽水・安全地帯コンサート”スターダスト・ランデブー”(21日)
  8月30日 大沢誉志幸コンサート
  8月31日 中村あゆみコンサート
  12月20日 コンサート ハリケーンアイリーン JAPAN AID 1st
昭和62年(1987) 3月 外野身障者席・トイレ新設
  11月29日 ジャパン・スーパークロス(平成7年(1995)まで開催)
昭和63年(1988) 2月29日 人工芝張替え工事
平成元年(1989) 3月 スピードガン設置
    ファウルポールの塗色を黄色から白色に変更
  8月7日 シャープワールドサッカー89 日本代表0−1マンチェスターユナイテッド
平成2年(1990) 1月7日 カレッジ東ソーボウル
  3月 外野席椅子改修工事、外野指定席新設(収容50,000人)
平成3年(1991) 3月 第2内野席改修(収容48,000人)
    サブスコアボード改良 バッターボックスに入る選手名・打率・ホームランを表示
  4月1日 ファウルポールの塗色を白色から黄色に変更
  5月24日 外野チケットボックス新設
平成4年(1992) 3月7日 バルセロナオリンピック協賛アマプロ交歓試合
  10月9日 ヤクルトスワローズ、2度目のセリーグ優勝
  10月17日 日本シリーズ神宮球場開催(17.18.25.26日 対西武 4勝3敗で西武優勝)
平成5年(1993) 3月 内野人工芝張替え
    内野席椅子取替え
  10月15日 ヤクルトスワローズ 2年連続3度目のセリーグ優勝
  10月26日 日本シリーズ ヤクルト−西武(27.28日 対西武 4勝3敗でヤクルト優勝)
  12月5日 UWFプロレス世界ヘビー級選手権大会
平成7年(1995) 2月25日 スコアボード竣功清祓式
  3月 外野金網フェンス設置
  3月 2階席椅子改修(収容46,000人)
  9月10日 東京六大学野球連盟結成70周年記念植樹祭
  9月30日 ヤクルトスワローズ、4度目のセリーグ優勝
  10月24日 日本シリーズ開催(24.25.26日 対オリックス 4勝1敗でヤクルト優勝)
  11月14日 東京六大学野球連盟結成70周年記念試合
平成8年(1996) 3月23日 アトランタオリンピック壮行試合
  8月17日 UWFプロレス神宮花火ジャック96
  9月11日 UWFインターナショナルプロレス(UWFインターナショナル5周年記念興行)
  11月9日 明治神宮外苑創建70年記念奉納野球試合
  11月14日 東都大学野球連盟結成65周年記念試合
平成9年(1997) 9月28日 ヤクルトスワローズ 2年ぶり5度目のセリーグ優勝
  10月21日 日本シリーズ開催(21.22.23日 対西武)
平成10年(1998) 3月 内野指定席を改修(収容45,000人)
平成11年(1999) 8月14日 史上最大の盆踊りin神宮球場を開催
  8月31日 シドニーオリンピックアジア予選壮行試合を開催
平成12年(2000) 8月12日 アルフィーコンサート開催(13日)
平成13年(2001) 10月25日 日本シリーズ開催(25.26.27日 対近鉄 4勝1敗でヤクルト5度目の日本一)
  11月11日 東都大学連盟創立70周年記念プロアマ交流試合
平成14年(2002) 5月11日 アオダモ植樹祭(3塁側敷地内)
平成15年(2003) 3月7日 人工芝内野部分張替え


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